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2024年11月26日
活動報告

女子中高生のためのロードマップtoサイエンス2024を開催しました【11月16日(土)】

令和6年11月16日(土)、次世代科学人材育成拠点とジェンダー協働推進センターの共催で「女子中高生のためのロードマップtoサイエンス2024」を開催し、女子中高生と保護者約40名が参加しました。当日は、本学の理系学部・大学院に所属する女子大学生により結成された「サイエンスひめこ」が中心となって運営しました。

初めに、宇野英満次世代人材育成拠点長から開会挨拶があり、続いて、サイエンスひめこより、理学部・工学部・農学部の違いについて紹介しました。

その後実施された理系卒業生による講演では、各学部の卒業生であるNHK甲府放送局の神田茉奈さん、本学教育学生支援部の角田香澄さん、愛媛県農林水産研究所の梶原千椰さんの3名を講師に迎え、自身の進路選択やキャリア形成の経験談についてご講演いただきました。理系学部に進学したからといってその先の進路を必ずしも理系の職業に限定する必要はなく、どの道に進んでも身に付けた能力を活かすことができるというお話もあり、視野が広がる時間となりました。

午後の研究室見学会では、 理学部エネルギープラズマ科学研究室、工学部社会基盤工学研究室を訪問しました。普段は見ることのできない大型機器や実験装置を間近で見ることができ、本イベントのプログラムの中でも研究室見学会は特に好評でした。

また、研究室見学会の間、保護者を対象とした進路・就職相談会が行われ、子どもの進路についての疑問や悩みを共有する時間となりました。

 

研究室見学会後は、現役大学生と自由に話す時間としてサイエンスひめこと中高生の交流会を行いました。イベント終了後の参加者へのアンケートでは、サイエンスひめことの交流が楽しかったという感想が多く、研究内容だけでなく大学生活のことなどたくさんのことを知ることができたようです。初めは緊張していた中高生もどんどん笑顔が増え、どの班も大変な賑わいでした。

最後は、鈴木靜ジェンダー協働推進センター長から閉会挨拶があり、サイエンスひめこからも中高生に向けて一言ずつメッセージを贈りました。

 

サイエンスひめこからひと言

以下、参加者からの感想です。

(中高生からの感想)
・サイエンスひめこの皆さんが笑顔で話しかけてくださって、最初は緊張していましたが、楽しい1日を過ごせました。
・特にサイエンスひめこの方との交流が楽しかったです。色々な学部の方の話を聞けたし、雑談を通して大学生の生活についても知ることができました。
・研究室など普段見られない所に行けたり、大学生の先輩方と気軽に話せたり、充実していました。
・いろいろな角度から刺激のある話を聞くことができて、とてもいい体験になりました。
・まだ中学生で、大学についてほとんど考えたことがなかったけど、とても楽しそうだなと思いました。来年も参加したいです!
・高校の文理選択で理系を選択し、今後どのような道に進むのか深く考えるきっかけとなりました。

 

(保護者からの感想)
・今の大学教育の様子や卒業生のリアルな声が聞くことができ保護者として参考になる情報を得ることができました。
・各学部の特徴や学費などの具体的なことまでお話を聞くことができてありがたかったです。
・卒業生の進路決定までの流れや、進学・卒業後の話が参考になりました。理系学部についてよくわかっていなかったので、今回の内容を子供と話し合いたいと思いました。
・理系といっても幅広いため、様々な分野の方のお話を聞いて、とても参考になりました。子どもが大学に興味を持つきっかけになりました。

 

理系女子が活躍しやすい社会を目指して、今後も継続してイベントを企画・実施してまいります。

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