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2025年12月1日
活動報告

女子中高生のためのロードマップtoサイエンス2025を開催しました【11月15日(土)】

令和7年11月15日(土)、次世代科学人材育成拠点とジェンダー協働推進センターの共催で、女子中高生の理系進路選択を応援するイベント「女子中高生のためのロードマップtoサイエンス2025」を開催しました。当日は、女子中高生と保護者あわせて約40名が参加し、本学の理系女子学生チーム「サイエンスひめこ」が中心となって運営を担当しました。

冒頭では、宇野英満次世代人材育成拠点長より開会挨拶があり、理系分野の魅力や大学で広がる学びの可能性について述べました。

続く愛媛大学の理系学部紹介では、サイエンスひめこが理系3学部(理・工・農)について、教員が社会共創学部についてそれぞれ分かりやすく紹介しました。

 

その後実施された理系学部卒業生による講演では、工学部卒業生・澤田一恵さん(築野食品工業)、農学部卒業生・坪田彩さん(伊予銀行)、社会共創学部卒業生・川北真鈴さん(松山市役所)の3名が登壇しました。学部選択時の悩みや進路決定のプロセス、就職後のキャリア形成等の経験談が共有され、参加者は熱心に耳を傾けていました。

午後の研究室見学では、 GRC(地球深部ダイナミクス研究センター)と工学部機器材料学研究室を訪問し、専門設備の見学や簡単な実験の体験を行いました。普段見ることのできない研究現場に触れ、「面白かった」「貴重な体験ができた」といった声が多く寄せられました。

中高生が研究室見学に行っている間、保護者を対象とした進学・就職相談会を実施しました。幅広い話題が上がり、参考になったとの声が多く、保護者にとっても有意義な時間となりました。

 

 

研究室見学会の後は、現役大学生と自由に話せる「サイエンスひめこ」との交流会を実施しました。最初は緊張していた参加者も、この時間までにはすっかり打ち解けて笑顔が増え、どの班も活発に意見が交わされる時間となりました。
最後は、鈴木靜ジェンダー協働推進センター長より閉会挨拶があり、運営を担当したサイエンスひめこに向けて参加者から労いの拍手が送られ、和やかな雰囲気のままイベントを締めくくられました。

 

 

以下、参加者からの感想です。

(中高生からの感想)

・最初から最後まで楽しむことができた。

・理系科目について深く知ることができた。

・大学生活について詳しく知れてよかった。

・内容が充実していてあっという間だった。

・サイエンスひめこの方が優しく接してくれた。

・楽しくて、もっと話したい、説明を聞きたいと思えた。

・実際に実験室に入ったりなど、貴重な体験をさせていただき、楽しかった。

・ひめこのみなさんに体験談を聞いて、自分の将来のことを考えることができた。

・自分が知らないことをどんどん知りたいと思ったし、私も可能性を広げて自分らしさや好きをもっと知りたいと思えた。

 

(保護者からの感想)

・卒業生や先生方のお話、大変参考になりました。

・色々な視点からの話が聞けて、勉強にもなりました。

・あっという間に時間が経ち有意義な時間が過ごせたと思います。

・学費や家賃の話、生活費の話も聞くことができたのでとても参考になりました。参加してよかったです。

・卒業生の経験を踏まえたアドバイスが、非常に参考になりました。関係者皆さんのお陰で素晴らしい企画でした。

・子供たちには、サイエンスひめこの方がついてくださっていたので安心して預けることができました。楽しそうでした。

・大学に入ってからコース選択ができ、興味あることをじっくりと学べることがわかりました。また、就職においても幅広く考えることができるので、最適な選択ができると思いました。

 

理系女子が活躍しやすい社会を目指して、今後も継続してイベントを企画・実施してまいります。

 

 

 

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