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2023年12月11日
イベント・セミナー

女子中高生のためのロードマップtoサイエンス2023を開催しました【11月18日(土)】

令和5年11月18日(土)、女子中高生の理系分野に対する興味や関心を寄せてもらうためのイベント「女子中高生のためのロードマップtoサイエンス2023」を開催しました。

本イベントは次世代科学⼈材育成室とジェンダー協働推進センターの共催で、本学の理系女子大学生グループ「サイエンスひめこ」が中心となって企画し、本学の理系学部卒業生や学部、研究センターの教員・技術職員・学生の協力のもと行われました。

当日は、女子中高生21名が参加しました。最初に、サイエンスひめこより、理学部・工学部・農学部の違いについて紹介を行った後、それぞれの学部の卒業生である小林製薬株式会社の麓由美子さん、今治造船株式会社の小野山紋女さん、愛媛県農林水産部の三好沙季さんの3名よりご講演いただき、自身がどうして理系に進んだのか、進学後はどのような研究をし、それが今の研究開発職にどのように活かされているのかについてお話いただきました。中高生にとって理系学部の違いとは曖昧なものですが、進路選択から就職までの体験談を聞くことができ、より理系進学について深く考えるきっかけとなりました。

サイエンスひめこによる理学部・工学部・農学部の違いの紹介

午後からのサイエンスひめこと回る研究室見学会では、工学部応用化学科反応有機化学研究室、理学部化学科分析化学研究室、ものづくりファクトリーを回り、各先生方や技術職員、学生から研究について様々な説明や演示を受けました。普段は見ることのできない大型機器や実験装置を間近で見ることで実際の大学や研究室を肌で感じ、強く印象に残ったようです。

また、研究室見学会の間、保護者を対象とした進路・就職相談会を行いました。保護者の方から積極的に質問され、お子さんの進路についての疑問や悩みを共有し、活発な相談会となりました。

最後にサイエンスひめこと中高生の交流会を行いました。大学生から直接話を聞く機会は、中高生にとって大変貴重で、研究内容以外にも大学生活に関することやサークルのことなど、さまざまな質問が飛び交い、どの班も大変な賑わいで、終了時間になると名残惜しい様子でした。

イベント終了後の参加者へのアンケートより、本イベントが大変充実した時間であり、同様のイベントがあればまた参加したいという感想を多くいただきました。理系分野に関心のある学生を対象とした事業の必要性を感じ、今後も継続してイベントを企画・実施してまいります。

 

イベントタイムテーブル

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